ゆうきともからのお知らせ 2

主に monthly Magic Lesson に対するお知らせや、ゆうきともの個人的な見解等を不定期に書き込むblogです!

2009年12月

某ショップのメルマガに、映画 「おくりびと」 の脚本を書かれた小山薫堂さんの言葉が引用されていました。

彼は 「安さだけで買うな」 と問題提起しており、

「お金は欲しいものを手に入れるだけでなく、応援したい企業やお店、作り手に拍手を送るために使うものです…」

う〜ん、いい言葉です。

「…マヨネーズがスーパーで180円で売られていても、商店街のおばちゃんの店で200円で買うこともある。マヨネーズを使う料理を教えてもらったり笑顔が素敵だったり。おばちゃんの店で買うと幸せな気持ちになる、といった付加価値があればいい。」
 
提供する側とされる側、どちらにとっても大切なことだと思います。

今年も公私にわたっていろいろとありましたが、マジックではとりあえず目標以上のペースでのライブが実現できました。

来年は内容の部分で少し冒険をしてみたいと考えています。

みなさん、来年もよろしくお願いいたします。m(__)m

ちょうど1年前に出演させていただいた 『ボナ・ペティ!★ライブ』

※ナポレオンズのマジック担当?ボナ植木さんプロデュースによる、マジックあり、コントあり、一人語りあり、忍者? ありのバラエティショーです。


昨夜は客席からじっくりと堪能させていただきました。

いやあ〜 年の瀬に良いものを見させてもらいました。(^^♪

いつものレギュラーメンバーに加え、韓国からシン・ジソンさん、

オープニングとクロージングの大役を名古屋の天才、峯村健二さんが務めておりましたが…
 
100人でいっぱいの箱 (シアター) で、世界最高峰といってよい、スライハンド中心のコンテストアクトを見られるというのは、奇術家にとっては最高の幸せのひとつではないかと思います。

最初はネクタイと人形のアクト。

氏が2回のFISM入賞後、磨き続けている作品で、何もない舞台にかばん一つで現われ、何も残さずに立ち去るという、個人的に理想とするスタイル。

理想的なサイズの舞台で見るのが初めてということもあったのですが、以前見たときよりもはるかに現象が細かく進化していてびっくりでした。

おそらくニールセンのバイオリンや、マヨラールのハイヒールをやりたかったのだと想像しますが、ある意味二人を超えている部分があり、大いに感心しました。

そして今回のライブのシメは、2000年のFISMのウィナーアクト (スプーンやカクテル) で、会場は大いに盛り上がりました。

これはもうひとつのFISMアクト (スケッチブック) と並んで、結構大きな舞台でも見栄えがするように構成されているのですが、2003年以降の氏の新作は現象が少し小さく、全体がスローなテンポで進むため、あまり大きな舞台ではない方が良いのです。

理想的な舞台は優秀なパフォーマーだけでは成立しません。

すばらしいプロデュースを行ってくれたボナ植木さんに感謝いたします。 

4人のマジシャン出演の 『新春駒込寄席』 残りのチケットは2時開場 (15分開演) の回2席のみとなりました。

11日の 『菅原茂と奇術を楽しむ会』 (3時〜5時まで 20名限定) は残り8席です。

どちらもお申し込みはフォーサイトかmMLへどうぞ。


少し先の話になりますが、2月11日(祝)は駒込マジックルームにて、私のソロ・ライブの第二弾を開催します。

2時開場、15分開演の回と、5時開場、15分開演の2回公演。

こちらは各回12名様限定。会費は2千円です。

本日より受付を開始いたします。お申し込みは私かmMLまで。


1月のトイザード極小ライブは23日(土)8時より。
お申し込みはトイザードまで。


ちなみに1月のmML収録日は10日(日)。

『ともの会その前に』 は、14日の木曜日となります。火曜日から変更となりましたのでご注意を!


風邪がのどから鼻へ… 忘年会なのに今日も飲めません… (T_T)

土曜日はフォーサイトの忘年会でした。

上野にある昭和の臭いが漂う店 『カラオケ&マジック フレンド』 を貸し切り、20数名でワイワイやらせていただきました。

ほぼ10年ぶりの古い友人も参加してくれてうれしかったなあ〜。
※今年はそういう意味であたり年でありました。(^^♪

前日からのどの具合が悪く、私は2次会の途中で退散しましたが、庄司さんとふじいさん&若い衆は4次会まで続き、始発で帰った模様。(^_^;)

若い衆はともかく… おっさん2人とも元気だなあ。


で、日曜日はmML55号と某ビデオの映像チェック。

7時間ほど映像を見っぱなしで疲れました。(+_+)

しかし54号といい、55号といい、ボリューム満点です!

こんなにサービスしたっけ? ってな感じで自分でちょっとあきれました。

いまさらですが、実践的なトリックを求めている方にはお勧めです。

会員じゃない方で購入を迷われている方 (あるていどの知識と技術をお持ちの方限定ですが) は、とりあえず54か55号を試されてもいいかもしれません。

以前 『ワイズ・ワークス5』 に原形を発表した カラー・カップ&ボール ですが、ずう〜っと、なんとかしたいと思っていた部分に一応の解決がついたので、今回はそのフル手順を公開しております。

今年の 『モダクラ劇場』 や、私のソロ・ライブで演じているものです。

手軽でストレスのないカップ&ボールの手順をお探しの方には結構気に入っていただけるかと思います。

最近購入したDVDをまとめて見る。

コロンビニ、メイヤー、グッドウィン、荒井晋一、長谷和幸、どれもハズレなし。

もちろん私なりの基準だし、そもそもハズレの場合は、よっぽどのことがない限りはこのスペースでは公表しません。(^_^;)

逆に、あまりにも良すぎる場合… これまた別の理由でここでは公表しませんな。

しかしまあ、なかなか映像で完璧に騙されて、かつ、メソッドを知って感激できるネタはそうそうないので、少し記録。

ブックテストといえば、最近ではmML48号にヒロ・サカイさんの 『シャンハイ・ナイト』 という、シンプルで変わり種の作品に感心したのでありますが、

長谷さんの 『サルラック』 は… 完成度が高すぎです!

某ショップだったら、単品で5千円くらいで売っていてもおかしくないかなと。


ショックだったことがもう一つありまして… 実はこのトリック知っていました!(^_^;)

いやあ〜 解説を見てびっくりです。

たぶん演技自体は見ていないと思うのですが、かなり以前にご本人からアイデアを直接聞いた記憶が…

マジックってやつは何年やっていてもこの繰り返しです。

それは楽しい瞬間でもありますし、愕然とする瞬間でもあります。

マジックは演じているところを見てみないとその効果はわかりません。
※無論、適切な演者が適切な状況で、という条件付きですが…

今まで何度この言葉を聞き、また言ってきたことでしょう。


これからも生きている限り、言い続けるんでしょうね。

長谷川選手。 子供のころにテレビで何度も防衛戦を見た、具志堅選手を思い出しました。

減量の問題がなければ、あと3回防衛して具志堅の偉大な記録にせまれそうなんだけど… どんな形であれ、一試合でも多く頑張ってほしいものです。

28日は見に行けないけど、福島学選手もがんばれ!


で、その28日はmMLとゆうき会の忘年会です。

開場はいつもの撮影場所で、スタートは7時くらいからの予定。

会費は4千円で、交換用のプレゼント (千円〜上限なし) を用意してください。

おもしろ映像もあれば是非。なにか一芸もよろしくどうぞ。

参加者は私かmMLまでご連絡ください。


来年1月9日(土)に駒込マジックルームで開催される 『新春駒込寄席』(基本的にマジックショーです)。
残りは4席 (2時開場、15分開演の回) のみとなりました。

出演は ゆうきとも 庄司タカヒト 一太郎 藤原邦恭(くにやす) の4名。
MCは若手の堀内大助です。

休憩をはさんで約90分のショーを予定しております。お楽しみに! 

先日取り上げた 『オメガ・ベット』 ですが、『セルフワーキング・マジック事典』(東京堂出版) にも収録されています。

mMLでは33号で取り上げていることが分かりましたので、先ほど確認してみました。

完全に忘れていましたが、20分以上のライブのトリネタとして演技しております。(^_^.)

まったくカットしておりませんので、映像だけで見ると長く感じるかもしれませんが、実際の現場での体感時間 (願わくは観客の) は12,3分といったところでしょう。

まあ、さんざんカードトリックを演じた後ですので、オメガ・ベットに関するデックのセットアップはまったく感じません。
ただ、ちょっとカットの動作が多すぎてうるさい感じがします。

現在はシャーリエ・シャフルとオーバーハンド・シャフル (もちろんフォールス) を手順の間に2、3回ほど入れるくらいです。

予言のカードを映像では使っていませんが、松山氏の解説では 「同じ色」「違う色」 という二つの言葉の書かれたカードを使う形になっています。

解説でもたぶん触れているかとは思いますが (すみません確認してません) ここはかつて色々なパターンを試しました。 

一年ほど前にジェフ・ウィリアムスという人のDVDを見ていたところ 「MATCH」「NOT MATCH」 というカードを使っており、「ああ、これでも問題なさそうだな」 と思ったまましばらく演じていなかったので、今回実際に試してみたという訳です。

準備なしのやり方については… みなさんも考えてみてください。


ちなみに33号では、

『クレイジー・カード』 2枚のカードの入れ替わりですが、本当によくできています!映像では少しセリフが足りないので、インパクトが弱い (^_^;) 今ならもっとうまく演じます。たぶん。

『Do as I do』 メンタルではない方です。さらりと演じていますが、やはり良く出来ています。先人の手順の私なりの組合わせですが… 最近演じていなかったので、自分でもひっかかってしまいました。
 
他に 『キュアリアス・カウント』 『カード・キャッチャー』 など、あまり演じられていない名作も収録されており、角度に強く、おもしろくて (まあ、ここは演者次第ですが) 時間持ちのするトリックを求めている人にはオススメです。

昨夜は、改装後のトイザードでの初ライブでありました。

スペースがほぼ半分になり、人数も6人を予定していたのですが、立ち見の一太郎さんを含めて、結果的には8人のお客様の前での演技となりました。

ものすごいアットホームな、本当のクロースアップでありました。

結論から申しますと、今後は7名限定のショーということになりそうです。

次回は1月23日 (ワン、ツー、スリーですね) を予定しております。

お申込みは武蔵境のトイ・ショップ 『トイザード』 までどうぞ。


上記のミニライブで、久しぶりに 『オメガ・ベッド』 を演じてみたのですが、反応は上々でした。
基本的なプロットはカール・ファルブスによるものですが、ボブ・ワグナーによってかなり改良されたものを、松山光伸氏が 『ザ・マジック』 の何号かに紹介されています。
※ザ・マジックは19号だそうです。ちなみにmMLでも取り上げているはずです。

今回は予言のカードに書かれている 言葉 を変えてみること、事前の準備 (セット) なしで始めることの2点を試したかったのですが、どちらもうまくいったようです。

mMLの何号かで、ウォルトンの 『コインシデンス・イン・カラー』 を取り上げた際、準備なしで始められる方法を解説したのですが、映像を編集しながら菅又が

「な〜るほど、こうすればセットなしで演じられるんですね〜」

と、妙な関心の仕方をしていたので、私としては、

「いや、セットアップを使用したトリックは面倒に見えるだけに、意識して演じるようにしないと、なかなかうまくならないよ〜」

ってなことを言った覚えがあるのですが、うまいこと準備なしで演じられるように構成できれば、それだけ実演の機会も増えるわけです。

このコンセプト、プロブレムとしても面白いかもしれませんね。

まあ、なんでもかんでもそうすりゃあいいってもんでもありませんが…


今回はもうひとつ、『クオドロープレッツ』(mMLショッパーズにて発売中) について触れたかったのですが、また次の機会にしておきましょう。

9日(土)の 『新春駒込寄席』 残りの席は2時の回 (開演は15分) 8席となりました。


11日(祝日)の 『ともの会EX』 は6時からを予定しておりますが、この日は同じ会場 (駒込マジックルーム) にて、3時から 『菅原茂と奇術を楽しむ会』 を行います。

昨夜の某(忘)会で、噂の リングとリボン を見ましたが… ありゃすげーや!(゜o゜)

頭の中で色々な使用法を妄想してしまいました。

たっぷり2時間、菅原茂さんを堪能しましょう!

先着20名様限定で、ともの会、フォーサイトマジックスクールの生徒さんを優先いたしますが、マジックを創作することや演じることに興味のある方、菅原茂ファンの方であればどなたでも参加できます。

会費は二千円。お申込みはフォーサイトか私まで。

先日mMLの最新号…え〜と、今月出るやつですね (^_^;) のライブ映像をチェックしました。

12月発売ということで、サロン(パーラー)を意識したラインナップでしたが、いつもながら2月ほど前の撮影内容であったので、ほとんど内容を忘れておりました。

個人的には 大盤振る舞い といってよろしいかと。

以前、文庫本に収録したトリックと、ブログで1日だけ公開したアイデアを組み合わせた、完全即席のカード当ての手順を、フルバージョンで初公開しております。

フル手順を一般の方に演じている自分の映像を見て、正直 『カードミラクルズ』 の 5 くらいに収録した方がよかったかなあ〜 などと思ってしまいました。

また、実際に演じられているところをまったく見たことのないプロットのトリックがひとつあったのですが、今回自分が演じている映像を見たところ、想像以上にリアルに見えることが分かり、久しぶりにレパートリーにしてみたくなりました。


まあ、サロンで演じてみたい方にとっては、かなり良い内容になっていると思います。

要するに期待してお待ちくださいということです。(^_^;)

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