ゆうきともからのお知らせ 2

主に monthly Magic Lesson に対するお知らせや、ゆうきともの個人的な見解等を不定期に書き込むblogです!

2008年04月

5月のマンスリーマジックレッスン収録は14日(水)に変更となりました。
12日ではありませんのでご注意ください。

5月13日(火)の 『ともの会その前に』 は、ルノアール池袋パルコ横店 1号室 です。

渋谷の会はいつもどおり。

ゆうき会は26日です。

ちなみに5日と6日のリスーピアのイベントに庄司さんが出演するようです。子供向けの無料イベントですが予約が必要みたいですから、詳細はサイトをチェックしてください。石黒サンペイさんも登場するようです。

25日(日)にカズさん主催の 『SFマジックコンベンション4』 があります。
今回の記念ノートも、かなり内容が濃いです(^_^.)。 私も顔を出します。場所は昨年と同じみたいです。

名古屋のUGMイベントに31日出演します。たぶんビデオ収録もあります。近くの方はチェックしてみてください。

奇術研究と一文字違います。

小冊子です。

東京堂出版の 『カードマジック事典』 くらいの内容をある理解している方。

mMLでいいますと、20号くらいまでの内容を理解している方。

mMLで紹介しているトリックのバックグラウンドや、クレジットが気になるという方。

オイル&ウォーターの好きな方。

ゴールデンウィーク明けにはmMLショッパーズにて販売できそうです。

カズ氏主催のSFマジックフェスティバル4で直売予定。

創刊号の内容はこんな感じです。


 奇術探究 創刊号 特集 〜水漏れと油漏れ〜
 
● 『水漏れと油漏れ』 福田庸太
● 『漏水』  〜a leak of water〜 ゆうきとも

◇ 『水漏れと油漏れ』というプロットに関して

● レイ・コスビーの手法のバリエーション

◇ レイ・コスビーのオイル&ウォーターに関する調査報告  河原木伸治

● チャド・ロングの手順(エキストラなし)での最後の1枚の処理法
● 『タイニー・オイル』 〜油が少なめの場合〜 ゆうきとも
● 『遺漏』 〜よりシンプルな漏水〜 ゆうきとも

◇ あとがきと予告 50年前にほぼ完成していた作品


第二号も6月には出せそうです。 応援よろしくお願いいたします。

最初にお知らせを。

明日の 『その前に』 は前回と同じ場所です。3月末のお知らせをチェックしてください。 人数が少ない場合は 「サイドウォーク・シャフル」 のゆうきバージョンをメインで解説いたします。 お持ちの方は持ってきてください。


さて、mMLの方ではいっさい宣伝しておりませんが、今月末くらいに冊子を刊行予定です。

私の責任編集で、フォーサイトの 『魔法修行』 以上にマニアックなものになりそうです。

既に2冊目までの原稿があがっており、写真撮影もすんでおりますので、何か問題でも起こらない限りは大丈夫でしょう。 
※まあ、これがリアルにあったりもするのですが…… ちなみに本来ならば今月刊行予定であった 『一般向けマジックハウツー本』 は、出版社側の諸事情によりまして、現在宙に浮いた状態です。ここで初公開のトリックもあったのですがね……(^_^.)。

mMLから今年中に4冊は出せそうですが、来年以降は年に2冊くらいを目標に続けたいと考えています。 ま、考えているだけです。

1冊目と2冊目はカードマジックのみで、しかもかなり偏った内容のものになります。あるテーマの研究書といってもよいでしょう。

おかげでこの2ヶ月はマジック脳の半分がこのテーマに侵食され続けております。無数の手順を作りましたが、一般の人からは見た目がすべて同じなので、データが取りにくい!

昨夜もこの件がらみの資料を受け取りに池袋へ。 ん〜、楽しいけど、ホントにこれ、仕事にはならんなあ〜などと思ってみたり。

でもおもしろいから良しとする。

この調子だと4冊目まで関連テーマでいってしまいそう。

ね、カード好きな人は結構気になるでしょう。

創刊号のテーマは 「水漏れと油漏れ」 です。 
これだけでは何のことか分からないでしょう。

実は同タイトルのトリックを実際に見せてもらったところから、この企画が本当にスタートしてしまいました。

ヒント 2号目は 「水と油」 3号目は 「赤と黒」 になりそうです。

マジックランドの箱根クロースアップ祭に参加してきました。

参加自体が多分10年ぶりくらいではなかろうか? 外国人ゲストはフランスのゲイタン・ブルームとカナダのデビッド・ベン。

デビッドや他のゲストもコンテストも、料理も風呂もすべてが想像以上に良かったのですが、とどめはなんといってもゲイタンです。現在54歳だそうで正に油ののりきったお年頃。

そのすごさは十分に理解していたつもりでありましたが、生で観る事ができて本当に幸せでありました。

仮にマジシャンにとって重要な要素が、アイデア、構成力、演技力の3点であるとすれば、普通はどれかひとつでも80点取れていればたいしたものだと思うのですが、彼の場合はどれもが90点を軽くこえてしまっているのであります。

タマリッツがカードの王様であれば、ゲイタンは自由形の王様……ん、これぢゃあ比較になってないか? どちらも生で見たことのないと言う方にはどのみち伝わらないとは思いますが、タマリッツがカード以外のサロンネタをメインにして演じたらこうなるのかな?ってな感じ。よーするに力のあるコメディアンがジャンルを問わず自分のために作った本物のマジックを完璧に演じまくるといったところでしょうかね? とにかくひたすらパワフルであり、かつすべてが綿密な計算によって成り立っていて、演技力も十分にそこに追いついているというありえなさでありました。

このレベルの方は世界で10人もいないのではないかな?

昨年のレベント、ヨーキムに続いての生ゲイタン、やっぱりマジックはライブですね。


ちなみにmMLの3周年記念号の収録が火曜日にあったのですが、このために遠方から参加していただいた熱心な会員さんもおられ、大いに盛り上がりました。

藤原節が大炸裂で、かなりお得な記念号になりそうです。お楽しみに。


で、実は放送があることも知らなかったW-1の番組(予選ではない方)を先ほど見ました。
まあ、タイトルとか企画そのものとか、今さらなので特につっこみませんが(テレビというのはそういうものです)、たまたまテレビをつけたら放送されていた、バラエティ番組のひとつとして見れば、なかなかおもしろかったんぢゃないかと。

おかげでファン・マヨラールも久しぶりに見られたし。

まあ、マジック番組に限らず、作り方そのものに関しては、2時間ものはビデオ等で早回しでもしないと最後まで見てられないのですが……。

トリックだけでいえばアンジェラのパテオフォースの使い方や、ヨウコのエッグスタンツとカード当ての組み合わせはおもしろかった。 これがご本人のアイデアであればさらにすばらしいし、良い先生や師匠につけば化けるかもしれない。

先ほどの3点の要素に関してですが、マジシャンにとっては、実は一つ目より二つ目、二つ目より三つ目がはるかに難しい。

マリックやマヨラールは別格としても、こういったメンバーでショーらしきものを構成するときは、実は 『テレビ番組』 というカテゴリーだからこその部分もあるわけです。


まあ、でもやはり個人的にはライブが好きですし、それが本来のマジックだと思っているんですけどね。

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